第六回 『未来の選択を共に考える』会  私学の先生が語る 『寮の学校という選択を考える一日』

お子様の教育環境をするために基礎知識とヒントをお話します

啓進塾では、昨年、12回にわたり教育に関する講演会を実施してまいりました。様々な学校の先生にご協力いただき、いろいろな角度からお子様の教育を考えるヒントをお聞きしました。今年も、『未来の選択を共に考える』をテーマにして、様々な角度からお話を伺う機会を月1~2回のペースで持ちたいと考えています。お子様の将来を見すえて、どのような教育環境を選んでいけばよいのかを考える知恵をお話しいただこうと予定しております。
第六回の会として、寮を持つ中学校の先生方におこしいただき、『寮の学校という選択を考える一日』と題して、パネルディスカッションをお願いいたしました。寮教育は、今の子供たちに欠けている力をつけていく有効な教育の形の一つだと思います。例えば、「自立」「自律」「協働」などは、なかなかつきにくい力です。そのため、寮のある学校を選択しないとしても、寮で子供たちがどのように成長していくかを知ることで、保護者の方々がどのように子供たちと接していったらよいかのヒントをお聞きすることができると考えます。もちろん、現在の親のかかわりについても様々なアドバイスを聞くことができると思います。
また、各校とも東京会場を設けて入学試験を行い、寮の学校の中では選択肢として考えやすい学校でもあり、毎年、啓進塾からの受験者が多くいます。
教育について、視野を広げてみたいとお考えの保護者の方のご参加をお待ちいたしております。(なお、午前のみ、午後のみのご参加でも結構です。)

私学の先生が語る 
『寮の学校という選択を考える一日
―寮は子供たちをどう育てていくか、寮教育から学ぶ子育てのポイントー』

日時・場所

  • ・9月2日10:00~12:00(午前の部)  啓進塾 金沢文庫校
    ・9月2日14:00~16:00(午後の部)  啓進塾 金沢文庫校

講演者

午前の部 佐久長聖・佐藤先生  西大和学園・岡田先生  愛光・竹内先生
午後の部 海陽・柴田先生   北嶺・岡本先生  函館ラサール・齋藤先生 

内容

午前の部  
A パネルディスカッション 寮は「学力」をどのようにつけていくか。
 Ⅰ寮生は通学生よりも学力がついているか。つくとしたら、その理由は何か。
 Ⅱ寮生はどのように勉強をしているのか。やる気を出させるタイムテーブルはどのようなものか。
 Ⅲ勉強をしない寮生はいないのか。どうやって勉強に気持ちを向けさせるのか。
 Ⅳ共学化してどのように変化したか。男の子と女の子の勉強に対する姿勢の違いを考える。
 Ⅴ親が「子供の勉強から離れること」の利点はあるか。子供の勉強の様子はどのように親に伝えられるのか。
 Ⅵ寮にあわない子供はどのような子か。寮にあわない家庭の考え方はあるか。
B 西大和学園の学校説明
C 愛光の学校説明
D 佐久長聖の学校説明
   
午後の部   
E パネルディスカッション 寮は「人間力」をどのようにつけるのか。
Ⅰ寮の形態のいろいろ。何人部屋か。通学生徒の割合。家に帰る頻度。体調が悪くなったらどうするか。
Ⅱ子供たちは寮についてどのように考えて選択するのか。初めから「大人の」子供が多いのか。もめ事はどのように解決するのか。
Ⅲ寮教育がつける力―自立、自律、協働―はどのようについていくか。一番、人間力を伸ばすものは何か。
Ⅳ生徒と保護者との関係の変化。親子関係が希薄にならないか。子供が困ったときにそばにいてやれないことをどう考えるか。
Ⅴ男子校である意味は何か。男子校だからできることは何か。男の子にコツコツと勉強させることは可能か。
Ⅵ寮をやめていく子供はいるか。いるとしたらどのような場合・背景があるか。
F 函館ラサールの学校説明
G 海陽の学校説明
H 北嶺の学校説明